雨と建築について
2023.06.05
こんにちは!
岐阜県で新築注文デザイン住宅を手掛けております。
NOZOMI HOME 杉浦です。
岐阜県で新築注文デザイン住宅を手掛けております。
NOZOMI HOME 杉浦です。
次第に暑さが強まりつつある中、台風や梅雨など
雨が気になる季節になって来ましたね。
今回はそんな雨と建物についてお話ししようと思います。
建築を進めていく中で外壁が出来上がる前の骨組みが見える段階
こんな写真のような状態を見たことはありませんでしょうか?
普段は気にも留めていない光景かもしれませんが
いざ建て主になるとこの状態の天気が気になります。
「柱や梁が濡れても大丈夫なのかな?」
と心配にもなってくるものです。
もちろん何日間も雨が続く状態で雨ざらしになっているのはよくありませんが、
実は多少の雨に濡れる程度では問題ありません。
建築に使う木材は含水率25~15%まで乾燥させており、
表面的についた水分くらいでは浸透しづらくなっています。
また上棟時についた雨の水分であれば工事中に十分に乾燥できます。
状況的によろしくないのは断熱材や構造用合板が濡れた場合です。
断熱材は水分を含んでしまうと壁内でのズレにも繋がりますし、
構造用合板は反りが生じる可能性があります。
現場の状況は心配になるものですので、
しっかりと進捗報告等を受けて安心できる家づくりを進められると良いですね!