2026.06.19 家づくり

夏の涼しさと美しい佇まいを宿す「軒」のある家

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「家のつくりようは、夏をもって旨とすべし」

吉田兼好が『徒然草』に書き残したこの言葉には、日本の気候風土を読み解いた先人の知恵が詰まっています。暖房器具のない時代、冬の寒さは火を焚き、着こむことで凌げても、夏のまとわりつくような湿気と暑さだけは家の構造そのもので工夫するしかなかったからです。

年々、暑さが増している近年はまさに、かつての日本人のように「いかに夏を快適に過ごすか」という点に重きを置いた家づくりを考える必要があるのかもしれません。

夏の強い日差しをコントロールする天然のシェード「軒」

現代の家づくりにおいて、「夏をもって旨とすべし」を実現する一つのアイデアは「軒」をつくること。屋根から静かに突き出した「軒」は住まいに木陰のような涼しさをもたらしてくれるだけでなく、街並みの中でハッとするほど品格を放つ佇まいの美しさも大きな魅力と言えるでしょう。

室温があがる最大要因である「窓から入る太陽熱」を防ぐ

どれほど高性能なエアコンをつけても、気密断熱性やサッシ性能を高めても、強烈な直射日光が室内に差し込んでしまっては台無し。軒があれば、「天然のシェード」として太陽の位置が高い夏の日に窓辺に「木陰」を作ってくれるため、室温の上昇を抑えることができます。

では、冬は日差しが入らなくなるの?と思われるでしょうが、太陽の位置が低くなるこの季節は、あたたかな日差しが部屋の奥まで差し込み、窓辺はまるで陽だまりのようなほんわかとしたぬくもりに包まれます。

「軒のある家」は、「自然のバイオリズムと調和する家」と言えるのかもしれません。

美しい陰影、風格のある佇まい

スクエアなフォルムの「軒のない家」はすっきりとしていてモダンな佇まいが素敵ですが、「軒のある家」は張り出した軒が描く美しい陰影と風格がとても印象的です。

さらに、見上げた時に目に入る軒裏のデザインにまでこだわれば、外観がより洗練されることはもちろん、リビングの天井と軒裏の素材のつながりにより視線が自然に外へといざなわれ、実際の広さ以上の開放感を演出することができます。

10年後、20年後の美しさを守る、家にとっての「傘」

もう一つ「軒のある家」のメリットをあげるなら、美しさを保ちやすいという点といえます。軒が深く出ている家は、外壁やまわりに直接雨が打ち付けられたり、強い紫外線が当たり続けることを防ぐことができるため、外壁の劣化や「雨だれ」による汚れを減らすことができます。

「建てた時が一番美しい家」なのはもちろん、「10年後、20年後も美しさを保つ家」

将来の外壁メンテナンスという視点からも、「軒」は大きな役割を果たしてくれると言えそうです。


NOZOMI HOMEが提案する、自然のエネルギーを生かす「一生モノ」の家づくり

NOZOMI HOMEでは、「軒」によって日差しをコントロールするなど、自然のエネルギーを生かす設計(パッシブデザイン)を通じて、変わりゆく自然環境の中でも心地よく過ごせる住まいを提案しています。「軒のある家」は定期的に開催している「見学会」にてご体感いただけます。ぜひお近くのショールームへ気軽にお越しください。

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